小春日

今年の11月は快晴が続きます。抜けるような青い空と小春日に誘われて散歩に出かけました。

 

きたまちには銀杏の絶景スポットがいくつもあります。もうそろそろ終盤かなと思いつつ東大寺西大門跡へ。

 

そこでは見事に黄色い絨毯が敷き詰められ、多様な人々が思い思いに楽しんでおられました。異国の子供たちが両手いっぱいに銀杏の葉をあつめては巻き散らしてはしゃいでいる姿、見守る人々の笑顔がどんどん伝染して平和なひととき。

共に舞ふ銀杏落葉と異国の子

 

どんどん北へ歩いて工場跡事務室さんのギャラリーへ。藤本幸治さんの切子展最終日に間に合いました。おうちに連れて帰りたくなる繊細な灯具たち、じっくり目に焼き付けます。

工場跡のギャラリーで切子ガラスを眺めているとまるで大正時代に旅したような気持ちに。

そして大仏池のほとりの銀杏はどんなご様子かと確認しにまいりました。すっかり葉を落としておられましたが、ここでも黄色い絨毯の上で異国の方々が民族衣装やドレスを着て熱心に写真撮影をなさっていました。海を越えてのお客様が増えてきたことを実感します。

 

 

池の周りをぐるりと一周してみました。ここからから見る大仏殿の大屋根はどの季節も素晴らしいですね。

小春日やあてなく歩くよその町

普段はなかなかきたまちの辺りまで足を延ばさないのですが、ほんの2時間ほど目にも心にも楽しいお散歩を楽しみました。

 

そして昨今は11月といえども、絶品のかき氷でひとやすみできる奈良でございます。本日も美味しうございました。

千壽庵吉宗の定番!「千壽金時」

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