ご好評いただいておりますホテル尾花の朝食がリニューアルいたしました その名も「大和の恵みの朝ごはん」 茶粥や奈良漬けはもちろんのこと、奈良に伝わる郷土料理をふんだんに取り入れ、 今まで以上に楽しんでいただける奈良らしいメニューをご提供いたします 日本料理おばなの料理人が丹精こめてお作りいたしますので、 奈良で育った生命力あふれる食材と日本料理店の高い技術をたっぷりとお楽しみください
1,980円(税込)
7:00~10:00(9:30オーダーストップ)
地下1階 日本料理おばな
奈良の真っ暗で静かな夜が明け、朝がやってきました 興福寺の鐘が鳴り、新しい1日がはじまります 今日は、どのぐらい歩くのか、どんな景色に会えるのか、期待に胸が膨らむ旅の朝です
奈良の食文化は、1300年以上ものあいだ奈良の人々が繋いできた歴史と共に、この土地で豊かに発展してきました 今でこそ、海外の味や調味料など、簡単に味わうことができますが、 当時、シルクロードの終着点であったこの土地に辿り着いたさまざまな食材や調理方法は、驚くことばかりだったことでしょう 素麺の原型も海を渡って伝わってきた小麦粉のお菓子だと言われています また多くの神社やお寺があったからこそ受け継がれてきた食事や調理方法もあります 特に各社寺で執り行われる祭事や法要に合わせた料理の数々は奈良に伝わる伝統食でもあります
奈良旅の朝にぴったりの「大和の恵みの朝ごはん」 茶粥を代表とする奈良に暮らす人々によって守られてきた滋味深い朝食を味わっていただくと共に、 四季折々の大和の恵みをぜひお楽しみくださいませ ※料理内容は季節や食材の入荷状況により変更となります
「大和の朝は茶粥で明ける」といわれているほど、茶粥は奈良の代表的な日常食です 茶粥に相性の良い おばなの奈良漬と一緒にお召し上がりいただくと、より一層、奈良の朝ごはんを満喫していただけることでしょう 「おかいさん」といわれる奈良の茶粥は、煮出したほうじ茶の中に冷やごはんを入れて炊き、さらっとしているのが特徴です おばなの茶粥は自慢の1品です
日本料理おばな監修の奈良漬です ならみやげの代表とも呼べる奈良漬ですが、あまり得意ではない方も多いはず おばなの奈良漬は、旅の方にたいへんご好評いただいており、旅からお帰り後、再び発送依頼を受けるほどの人気です ぜひ、一度、お試しくださいませ 販売は、うり、きゅうり、生姜、守口大根と4種類あります
奈良漬 | SOUVENIR尾花
飛鳥鍋は、だし汁に牛乳を加えた奈良の郷土料理です 学校給食でも提供され、ホテル尾花の修学旅行においても、メニューの1つとしてご提供しています 飛鳥時代に唐から奈良へ伝わった乳製品が時代を経て、昭和の頃に明日香村で今のかたちになったそうです 今でも貴重なものではありますが、当時の牛乳の貴重さは、いかほどだったことでしょう 鍋に入れ温めることで、においも少なくなり、食べやすくなります お好みにもよりますが、ご家庭でもお試しいただきたい奈良の味です
奈良の1年をしめくくる「春日若宮おん祭」は、五穀豊穣、万民安楽を祈って行われます 祭りの起源は1136年 八百八十有余年ものあいだ途絶えることなく、大和一国を挙げて行われてきた盛大なお祭りです 12月15日に行われる「大宿所祭」では、奈良のっぺが振る舞われます 里芋や大根、人参などを使った具だくさんの煮ものです 古くから奈良に伝わる味をお召し上がりください
奈良に伝わるお盆のお供え料理の1つです お盆には、ご先祖様の霊をお迎えするにあたり、朝、昼、夕と食事をお供えし、 家族も先祖と同じもの(精進料理)をいただく風習があります その中の一品で、七色(7種類)の材料を使った和え物です 旬の野菜を使った和え物は、お盆のみならず、年間を通して食卓に並ぶ機会の多い郷土料理です
三輪素麺の起源は1200年以上前にさかのぼります 日本最古の神社 大神(おおみわ)神社で疫病と飢餓に苦しむ民のため救済を祈願したところ、 神の啓示を賜った三輪の里に小麦を撒き、粉に挽き、水でこね延ばして糸状にしたものが素麺の起源とされています 朝食で提供している素麺は、三輪山勝製麺の「一筋縄」です 油を一切使わず吉野葛を使用した独自のノンオイル製法で、独特のコシの強さがあり、のど越しが良く、光沢感のある手延べそうめんです 商品の販売もございます
三輪山勝製麺 吉野葛入り そうめん | SOUVENIR尾花
大和の伝統野菜は現在20品目あります なかでも大和まなは、通年栽培され、手に入れやすい、奈良を代表する野菜です 「古事記」に「菘(すずな)」と記載される漬け菜の一種であることから、最も古い野菜といえます やわらかく、風味にくせがなく、炊き合わせ、おひたし、炒め物、漬物に向いています また、油揚げとの相性がよく、おばなでは大和揚げとあわせ、より奈良を感じていただける1品となっています 大和揚げは奈良県の特定の地域でしか製造されていません 豆腐と厚揚げの食感を同時に味わえ、煮ても焼いても美味な逸品です
奈良では、恵まれた気象条件や高い生産能力を活かして、古くから農業が発達してきました 伝統野菜のみならず、お店には美味しい奈良産の野菜が数多く並びます 郷土料理の1つ、突き大根は大根を突いて細長く切り、油で炒めて出汁で煮含めたものです 奈良らしい素朴で味わい深い1品です
朝食で提供しているお豆腐は、天理市にある山崎商店のものです 昭和6年より続く、地元の原料にこだわり、丁寧につくられたお豆腐です 山崎商店のお豆腐は、保存料を使わず、大豆・水・にがりだけでつくられます 日持ちがしない代わりに すべて当日生産・当日出荷 大豆はすべて奈良県産のサチユタカを使用しています 三輪山の麓で栽培された大豆の風味と、なめらかなのど越しを味わうことができます
日本料理おばな自家製の出汁巻き卵は、日本料理店の味を堪能していただける一品です 使用している卵は、天理市の広井養鶏場の卵 大和茶の粉末を肥料に混ぜ込み、新鮮で芳醇な味わいの卵です 知事賞を受賞した奈良の名品 卵は、生卵でもご用意しています 卵かけごはんにも、どうぞ
朝食にご用意しているごはんは、奈良産のお米「ひのひかり」 おひさまのひかりのような、ツヤツヤでピカピカのお米をお楽しみください おばな自慢のおばんざいと合わせて、卵かけごはんで、カレーライスでもう1杯! 何膳食べても足りません 美味しいごはんで1日の活力をチャージしてください
奈良の地野菜を使ったお味噌汁は、奈良の井上本店イゲタ醤油さんの五徳味噌を使用しています 奈良の醤油蔵 井上本店は、興福寺の南にある猿沢池にほど近い今御門町で元治元年(1864年)に創業され、 現在は京終にて醤油・味噌・糀の製造・販売をされています 奈良の都で造られ、伝えられてきた由緒伝統の味噌 一、郷土の味を伝える徳(こうじ歩合約十八割) 二、自然を生かせて造る徳 三、ゆっくりと時間をかけて造る徳(醸造期間約一年) 四、低塩分である徳(塩分約十%) 五、安全な食品である徳(無添加食品) 五つの徳を旨として最高級の国内産大豆と米を使用した、先人の知恵のつまった味噌です 五徳味噌の練り込まれた横田福栄堂のみそせんべいは売店で販売しています
みそせんべい 21枚入り | SOUVENIR尾花
奈良は蕨粉の産地であった事から、奈良の名物となっています できたてのわらび餅は、とろけるやわらかさ 宝永6年(1709年)の東大寺大仏殿の落慶法要にお参りした人の参詣記「寧楽土産」に、 「八幡前には蕨餅の茶屋あまたたてにけり」との記載があり、その頃から「蕨餅」が名物であったことがうかがえます
小麦粉に水と砂糖を入れて薄く焼いた奈良の郷土菓子です 奈良では、小麦栽培が盛んだったこともあり、小麦を使用した料理やおやつが様々に食されてきました 甘みをきかせてそのまま食べたり、焼きたてに刻んだねぎや削り節をかけて食べたり、 餡を巻いて食べたりと、甘味、軽食どちらでも食されてきました 日本料理おばなでは、抹茶と小豆の餡を包み、現代風のスイーツにアレンジしました 奈良に伝わる「ほうせき」(大和の言葉でおやつのこと)をご賞味ください
奈良県東北部の大和高原一帯で生産される大和茶は、山間冷涼地で育ち、香り高く地味濃厚な味わいです 大同元年(806年)に弘法大師が唐より茶の種子を持ち帰り、宇陀に播種して製法を伝えたのが大和茶のはじまりと言われています 日本料理おばなでは、明治30年創業、もちいどの商店街にある岡本友芳軒のほうじ茶を使用しています 香り豊かなほうじ茶をお楽しみいただけるオリジナルスイーツです
・茶粥 ・飛鳥鍋 ・奈良のっぺ ・七色お和え ・三輪素麺 ・大和真菜と大和揚げの煮物 ・突き大根 ・湯豆腐 ・冷やっこ ・出汁巻き玉子 ・もずく酢 ・卯の花 ・茄子オランダ煮 ・肉じゃが ・蒟蒻ピリ辛煮 ・鶏肉南蛮漬け ・鯖塩焼き ・鮭塩焼き ・自家製漬物 ・奈良漬け ・奈良の地野菜五徳味噌汁 ・わらびもち ・しきしき 等
・サラダ各種 ・自家製カレー ・スクランブルエッグ ・ベーコン ・ウインナー ・フライドポテト ・パン各種 ・フレンチトースト ・蓮根と豚肉炒め ・フルーツ盛り合わせ ・フルーツカクテル ・ヨーグルト ・コーヒーゼリー ・ボイルエッグ 等
・コーヒー ・紅茶各種 ・フルーツハーブティー ・オレンジジュース ・トマトジュース ・リンゴジュース ・牛乳 ・ほうじ茶(大和茶) ・煎茶
※食材の仕入れにより、変更となる場合がございます。